はじめての書道Vol8 2013/1/27 いわゆる「お習字」とは違い こどもたちの表現力や想像力を伸ばすことを目指し、 これまでに100人以上のお子さんにご参加いただいています。 私は2011年筑波大学附属小学校で 小学校3年生に「新しい書写の授業」を指導しました。 その後、2012年カメラの先生としてnaoko氏も同小学校で指導しています。 (桂 聖先生教室にて) その貴重な経験を活かし こどもたちに日本文化である「書道」にママと触れながら 書道だけではなく、色々な可能性の小さな自信の種になればと活動を続けています。 小さな舞台に立つことで見える ひとりひとりの笑顔、ひとりひとりの個性。 レポートお届けしますね!
ひとりひとりの良さがあり
今回のクラスでもそれをじんわりと感じていました。
わたしがこの日に感じた、子供たちへの想いを書きました。
はじめての書道Vol8、午後Bクラスがスタート!
1歳9ヶ月を最年少に3歳までの子供達が集まりました^^
●初 3歳8ヶ月Mちゃん
はじ書レギュラーメンバーAちゃんと一緒にやってきたMちゃん。
ちゃんと自己紹介をして
大人っぽい雰囲気ながらも、笑顔満開で筆をもってくれました。
トップバッターの緊張も吹き飛ばすくらい
自分の世界にはいりながも
ギャラリーをちゃんと感じて・・・
ちょっと照れつつ、描いた作品は
トップバッターありがとう!
さて、一人が書き始めて皆に誉められている様子を感じるとこどもたち
俄然やる気が出てきます。
1歳9ヶ月にして、何度もこの「はじ書」の舞台にたっているTくん。
舞台慣れしております^^
みてみて、この独特な筆さばき!
今日は優しそうなパパも一緒だし
よりやる気がいっぱいだぞ、ぼく~っ~というかんじでがんばってました!
あ、でも指に墨がついちゃったよママっ!
1歳くらいの子は墨が手についただけで気になって書けなくなる子もいます。
これも書道ならでは。
クレヨンでこんなに汚れることはまずありません。
でもこれがやっぱりいいところ。
昔から使われてきた道具には難点がいっぱいありますが
その分、味わいがあります。
手が汚れても大丈夫、洗えば落ちるから。
自由に書いてごらん。
そんなあったかい言葉がはじ書ではたくさん生まれるんですよ。
●初 3歳Mちゃん
ぐぅ~~~~~~っ・・・・・・・・・・・・・・・・
写真をみればわかりますでしょう?
はじ書史上、最高の筆圧でした!
珍しいくらいに筆にチカラがはいっているタイプの女の子!
新しい書き方に思わずドキリ。
なんだかすっごく想い入れがあるようにみえます。
他の世界がみえない、バリアに守られているような、そんな雰囲気がありました。
実は私も想い入れがある作品こそ、こ~んな風になります。
このまま泣いちゃって墨に涙がまじること、いっぱいあります。
●初 3歳 Nちゃん
こちらもはじ書レギュラーメンバーAちゃんと一緒にやってきた3歳Nちゃん。
ちゃんと自己紹介をしたしっかりとした女の子です。
お友達や小さな子が書く中
やりたいやりたい気持ちを抑えながらがんばって待てました。
その気持ちがあふれて描いた
3枚の作品たちは
とても彼女らしい、作品だったとおもいます。
誉められたときの笑顔がちょっとほっとしているようにもみえました。
我が子もそうですが、女の子は3歳になると
経験がないだけで、精神面はもう大人ですね^^
「緊張しちゃうかもしれません」
最初にあいさつすると、ママがお話ししてくれました。
照れている姿が愛らしいRちゃん。
書きたいタイミングで書かせようとおもっていました。
でも彼女はそんな心配は不要、緊張しながらも
ママと手を繋ぎながらも(かわいい)
がんばって書けました。
書くことに気持ちが集中すると、ママから離れる手。
そして、みんなが誉めて拍手をして
ママの手を握ったり、私の顔をみたり、行き来するキモチがよくわかりました。
それでもがんばって書いた
Rちゃん、がんばった、えらいよぉ~^^
書き終えてじっと私を確認するようなYちゃん、かわいいです~とろけちゃう。
しっかりとした意志があるような力強さを感じる書き方をしていました。
「どう、わたし、かいたよ」
そんな無言の声がきこえてくるかのような満足気な表情が素敵です。
笑顔のような、アンパンマンのような、スマイルのような絵みたいな作品も描き
3歳の中にある「おんなのこ」を感じてなんだか幸せな気持ちになりました。
優しい笑顔のママをじっとみて
ギャラリーを感じて
わたしを見つめて
Yちゃんが大好きな書く事が、もっとまた好きになったのかな・・・?
だったらされんさんはうれしいです☆
●初 1歳11ヶ月Mちゃん
ママとはバロンフォトワークの一眼レフレッスンで一緒だったんです。
その時Mちゃんはまだ本当に赤ちゃん。
抱っこひもの中にいる様子が印象的で、命名書も書かせていただき
お名前の意味なども知っていましたので
とても会うことを楽しみにしていました。
大きくなっていて本当に驚いてしまいました☆子供ってすごいです。
あの赤ちゃんはどんなものを書くのかな?
なんだか1歳にしては空気を読めるタイプの大人女子な雰囲気です。
染み込ませる楽しさに目覚めながらもギャラリーを気にするMちゃん。
墨が手にくっついて「ああ~っ」って^^
だんだんと慣れてきたのか笑顔があふれるMちゃん。
「ああ、はじめてのしょどうって、こういうながれね」
なんて意味がわかってくれたようなかんじ?(笑)
次回が楽しみです。
こちらのNくんも1歳11ヶ月ですが、はじ書の舞台に何度もたっています。
今日はパパも一緒で更にうれしいねNくん!
溢れる想いで身を乗り出す姿は芸術家です!
だんだんとお兄さんになっていくNくんをかんじて、じーんとしました。
はじ書は期間があきますので、次にお会いするときの成長を本当に感じます。
Nくんも最初にあったときは約一年前でした。
小さかったですね☆
まだこのときは筆を口にいれちゃいそうになっていました。懐かしいです~。
(レギュラーYちゃんがしっかりサポートにはいってますね)
今日は先に書いてくれたお友達2人と一緒にきたAちゃん。
ご存じ、はじ書レギュラーメンバーです!
最後までよく待てました。
彼女は自分の世界がとてもしっかりしているタイプなのですが
今日はお友達が来ている、という意識がしっかりとしていて
サササッと書いて終わりました。
そんなAちゃんをみたのは初めてでした!
大人になっているということですよね(うる~)
はじ書がはじまる前は、いつもママにくっついていたはずのAちゃんが
今回はnaokoさんとプリキュアを踊っていたり (喋って踊れるカメラマンです、よっ)
去年の9月はビューティーの王冠をつけて登場してくれたり・・・
いつもはじ書に来てくれるのを楽しみにしてくれているAちゃんとママ。
はじ書第一回にきてくれたAちゃん。小さいですが真剣です。
+++
帰りがけ、1歳代の子たちは抱っこひもにすっぽりとおさまり
3歳の子たちは自分たちのバッグをかけて自分で靴をはいていました。
幼児の1歳~3歳は本当に成長の時で
イヤイヤ期にさしかかる子もいますし
(我が子は1歳半くらいから激動長編のイヤイヤ劇が幕開けしました)
でも、ママたちが子供たちと手をとって、抱きしめて
はじ書にくるシーンをみると
母としての想いでとてもいっぱいになります(*^_^*)
わたしは書道の専門ではみなさんより少しだけ、知識と技術があるかもしれません。
けれど、一人の女の子をそだてる母としては
毎回悩み、間違え、反省しの繰り返しです。
今娘がもうすぐ4歳になるという時におもうことは
3歳までの時期は
なんとあっという間で
濃い時間だったのだろうということです。
わたしの娘は今、とてもいろんなことがわかり
口答えも増えまして、キィ~ッと母親としてなることもしばしばですが^^;
わたしが疲れていると「だいじょうぶ?」なんて言ってくれる子に育ちました。
こどもって、何も教えることはありませんね・・・
はじ書に来ている子たちも
そんな時期を通り過ぎている真っ最中だとおもうのです。
はじ書の時間が、皆様の育児の中に
少しでもいいから、ぽんっと花が咲くような時間になれば嬉しいなぁと
いつも玄関で頭を下げる私です(*^_^*)
>> Cクラスのレポートへ続きますね!
午前Aクラスレポート http://ameblo.jp/saren/entry-11478832060.html
ひらがなのぼうけんワークショップ2013/3/20(祝)
現在、お申込み受付中です (えんぴつでの指導です)
→ http://ameblo.jp/tadako-n/entry-11475725034.html
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●はじめての書道公式ページ
http://www.saren.net/hajisho.html
●この素敵な写真を撮影した
現在こどもチャレンジの撮影をしているバロンフォトワーク
naokoの目線からみたレポートはこちらから
午前A http://ameblo.jp/tadako-n/entry-11473312512.html
午後B http://ameblo.jp/tadako-n/entry-11474412565.html
午後C http://ameblo.jp/tadako-n/entry-11474425450.html
●保育園5歳クラス@永田紗戀の出張書道教室レポートはこちら
http://ameblo.jp/saren/theme-10065071386.html
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