去年の今頃、3歳なりたてで
小筆ちゃんをプールに入会 させました。
で、結果的に一年満たずに退会しました(笑)
出ました、早々と習い事をして早々やめるという
なんとも私らしいドタバタ劇のはじまりです。
参考までにちょっと書いてみます。
あれは習い始めて、半年くらいたったころでしょうか・・・・・
突然、小筆ちゃんがプールに行く前に
「まま、いきたくない」と言いだしました。
はいはい~と流していましたが
その次の週も、そしてそのあともずっと・・・・・・
「ねぇ、なんで?」
一度ちゃんと聞いてみようとおもい、小筆ちゃんに向き合うと
意を決したように、口をひらいた小筆ちゃん・・・
「こふでちゃんがまだ、みずにはいっていないのに、たいそうのじかん、あしだけにみずがつくのがきもちわるくてたまらないの」
( ̄Д ̄;;
すごいはっきりとした理由があるじゃないか・・・・・・・・。
しかもなんか・・・・・・・・・・わかる(すごく)。
「そ、そうか~・・・・・・・あ~なんか、うーん、わかる!そっかそっか。
じゃあ一ヶ月くらい休もうか」
「・・・ううん、まま、やめる(`・ω・´)」
(;´Д`)ノすごい意思。
「そっかそっか~やめちゃおっかねぇ~なるほどねぇ」
と、とりあえず休会届を出してみました。(母のちょっとした希望の一ヶ月)
で、その一ヶ月。
わたしは、昨年の後半から怒涛に忙しくなったのもあり
土曜日も仕事しなきゃっていうこともいっぱいあり
プールに連れて行く余裕もなくなってました。
しかも小筆ちゃんはプールがない土曜日を
エンジョイしてました・・・・
でもって、一か月後に聞いてみました。
「プール?やる?━━━(゚∀゚)━━━!!!?」
「え、まま、だからやめるっていったでしょ、あしのはなし、ままにしてあげたでしょ、きもちわるいのよこふでちゃん
(`・ω・´)」
すごい意思です・・・・・・・・・。
プールの退会の手続きの際に事務の人に
退会理由を聞かれて
足の話をすると大笑いされました・・・・
で、「わたしは本当はやらせたいんですよ、健康的になるだろうし、私も習っていたし・・・」
なんて愚痴ってみると
「おかあさん、自分の意思をちゃんと言える子に育てたことを誇りにおもってくださいね」
なんて励まされました(笑)
「え~そんなこといってくれるんですか~なきそうですよ~」
受付で、退会にマルつけながら
笑ってみました。
子育て、思い通りになんて何一ついきませんでした。
子供を抱っこしながら、お茶をいれて~
ベビーカーにのせて日傘をさして
寝顔をみながら縫い物して
現実は
毎日、髪をひっつめては、冷蔵庫にあるお茶をがぶ飲みして
ベビーカーには全くのらなかったしネ
寝顔はいつも背中だったし、おんぶしないと寝なかった(笑)
それでも、ひとつひとつが全てキラキラしていました!
小筆ちゃん、明日で4歳です。
あ~泣きそう!どうしよう!今からお迎えだから泣けない!
この4年、私は少し強くなりました。
たくさん悩んだし、いろんな本、意見を取り入れて
何が一番わたしと小筆ちゃんに合っているのかを探ってきました。
仕事は産前より楽しくなって
無我夢中でなんでもやれると想いました。
生きていることはそれだけで奇跡なこと。
悩むことも笑う事も同じくらい必要なこと。
子供を育ててる中でいろんな哲学を、小さな背中に教えられました。
私は時に、感情的なお母さんになってしまうし
仕事でうまくいかないときに
小筆ちゃんにあたっちゃったときも何回かあります。
いつも笑顔のお母さん
毎日、料理をつくるお母さん
完璧な私の理想の母親像。
現実は全く違いました。
私は私のまま、お母さんになっていました。
そして、小筆ちゃんがたくさんのことを
私に教えてくれるだけだったのでした。
小筆ちゃんへ
美味しい料理あんまり作れなくてごめんね小筆ちゃん。
お仕事いそがしくってごめんね小筆ちゃん。
たまに怒っちゃってごめんね小筆ちゃん。
小筆ちゃん、あなたの人生はこれからいっぱいいろんなことが起きるでしょう。
その時々を、ただ受け流すのではなく
泣いたり笑ったり考えたり
いろんなことにひとつひとつ、人生を満喫してね。
きっとそれら全てがあなたの笑顔をつくって
あなたの笑顔が誰かの笑顔を連れてくるからね。
4さいの小筆ちゃんも、たくさんたくさんママを悩ませてたくさん笑わせてね。
I love you.
2013.4.5 MAMA