フラワーデザイナー工藤準×書道家 永田紗戀の花のイベント!
わたしの描く「花咲く書道」が
工藤さんの生花で彩られるライブペイントです。
先日ちらりとご紹介しましたが、とても素敵なイベントでしたので
しっかりときれいなお写真でご紹介します!
そもそものきっかけは・・・
ホテル日航東京さんからのご依頼で
アーティスト同士のコラボイベントを行いたいという顔合わせのときに
「ワタシが描いているお花が生花だったらなぁって、夢みてる部分があるんですよ」
と話したことでした。
すぐに工藤さんが
「それやりましょうよ」と言ってくださって・・・(!)
このすごい装置?がつくられることになりました。
自分の一言が。
形になる、3月の終わり、お台場をドキドキしながら帰宅したことを昨日のように想い出します。
(本番前の様子、司会の方と打ち合わせ中)
こちら楽屋。
わたしと工藤さんは朝からホテルにいました。
本番前に、ある程度のところまで作品をつくりはじめます。
わたしはこの時点でこの装置をはじめてみています。
すごく感動していました。
この装置は、工藤さんのアイディア!
わたしの作品を忠実に再現しようとしてくれていることに感動です。
と、同時にすごく緊張。
でもでも、楽屋でいろいろなことを話していたら
なんとなく緊張がとけて。
作品づくりに関する姿勢が似ていて、やっぱりご縁がある人って
何か似ているんだろうな~とおもっていました。
実は
工藤さんも私も基本的には裏方なタイプで
淡々と作品づくりを好むタイプでした。
だからきっと今回の私のアイディア、花咲く書道を生花にする。という部分と
それをどうやってカタチにするか?という工藤さんのアイディア。
ものづくり大好きな私たちだからできたんだとおもいました!
お花の世界も、書の世界も
きっとどんな世界も、ものをつくるということに関しては同じです。
その違う世界と世界でも
工藤さんと私は同じ考え方。
全てがおもうようにいくわけではないけれど
そのなかで、一生懸命
自分の作品を発表していこうとおもっていました。あ、泣きそう。
人生の先輩として、本当に学ぶことがいっぱいの会話をしながら
作品をつくっていきました。感謝。
異業種だからこそ、得るものがあるなぁとの発見も感じながら。
とにかくきれいなお花たちをアシスタントさんがたくさんもってきて
楽屋がいい香り(*^_^*)
この時点でうっとり~していました。
そして私は、ゲストへのプレゼントづくり。
工藤さんがつくったミニチュアに筆入れです。
緊張~((+_+))
こちら完成したプレゼント作品たち。
工藤さんと、わたしたちが欲しい~~~っと唸ったほどかわいくできちゃいました。
(実はあたった方、第一部と第二部 ほとんど私のお客様でした^^よかったね)
この言葉たちは全部
今回のホテル日航東京さんでのフラワーラリーの作品。
ホテルからゲストへの想いを私が代弁したものです。
Smile 笑顔
Happiness 幸せ
Friendship 絆
Love愛
Forever 永遠
Peace! 平和
あたたかなホテルへの想いが
ライブでも描かれます。
そして本番。
工藤さんは終始余裕そうでしたが私は超緊張・・・。
毎回、緊張しすぎて笑顔が固定されます(笑)
会場はなんとチャペル!
レインボーブリッジが一望でき
東京タワーにスカイツリーも丸見えです。
大切なママパパ友、友人、生徒さん、愛知県からきてくれたファンの方も。
素敵な、演奏にあわせて・・・
夢がかなって。
ちょっと泣きそうだったんですよわたし。
そしてそして・・・
書を描いて完成させていきます。
描きだしたらもう、しあわせでしあわせでしあわせで・・・・
次々と描かれていく、花咲く書道。
わたしも工藤さんも、それぞれの作品を集中して製作させます。
リハなしの本番一回。
でも不思議と、工藤さんが描いた花が私に話しかけるように
なんだか筆が動きました。
花ってやっぱりすごいです。
ここ数年。
新しい挑戦の連続な私。
毎回、そのプレッシャーと準備。
その中での大切な娘の育児もあるし、日々の家事。
掃除機かけながら
今日という日をどきどきしながらイメージして
ご迷惑をかけてはいけないと
何度も何度も準備を重ねて。
工藤さんの雰囲気とチャペルの雰囲気にあわせて衣装を買って。
毎日が修行のよう。
いつからだったか?
これら全てを
どうせなら楽しんで行おうという気持ちが
わたしの根底に存在するようになりました。
それは天気とおなじで
毎日いいことばかりじゃありません。時には苦しいこともいきなり襲われる。
それでも言い訳をせずに
この人生で起きている、全ての方のご縁に感謝して。
与えてもらったチャンスを
まるごと、お返しできるようにしなきゃ・・・
それだけです。
わたしに声をかけてくださったホテルの方。
個展を最初にしたころは、今よりもっとお仕事は少なくて。
それでもいつも「されんさん」と声をかけてくれて。
そして、工藤さんのエネルギー。
みにきてくれた大切な大切な方たち。
それらにお返ししなきゃ。やっぱり私、それだけで書いてきてるんだなぁと
実感する一日でした。
第二部が終わり
快晴だった空がピンクに染まり始めました。
完成した作品たちです。
ありがとう!!!
Saren